転換期を迎えた長期優良住宅

普及を目指し、あの手この手の改正法

長期優良住宅が制度化されてから12年が経過。度重なる見直しの検討を経て、今年ようやく普及促進に関する改正法が成立した。実態に即した制度運用の変更で、認定実績の増加が期待される。その一方、かねてからの課題だった中小工務店への普及には大きな進展が見られない。本道においても、大手ハウスメーカー以外の認定取得がなかなか広まっていない現状があり、さらに背中を押すための仕掛けづくりが求められる。

この記事は会員限定です。電子版に登録すると続きをお読みいただけます。