ヤマダ・エスバイエルホーム 前期最終27億円の赤字

ヤマダ電機グループのヤマダ・エスバイエルホームは10日、2018年2月期の連結最終損益が27億円の赤字になるとして、業績予想の修正を発表した。

当初予想は、売上高520億円・当期純利益2億円を見込んでいたが、大型リノベーション工事の受注が集中した結果、その対応により人件費の増加や工期遅延などが発生し、売上高は490億円・当期純損失27億円となった。2期連続の営業損失となったことから、住宅展示場等の固定資産の減損損失を約17億円計上している。

同社によると、展示場の新規出展、建替えや改装など営業力強化の施策により、2018年2月末時点における注文住宅の受注残が前年同期比125%と伸びており、2019年2月期の売上に寄与するとしている。