北大がコロナ禍における住宅設計について研究

水回り空間とLDKは別々の階に


新築350戸の平面図を分析


玄関洗面がウイルスの持込みを防ぐ


新型コロナウイルス感染症の拡大によって居住者の衛生意識や住まい方が変化するなか、浴室や洗面所、トイレなど水回り空間の配置を工夫する住宅会社が増えている。そんななか、住宅の水回り空間と居住空間(LDK)の関係に関する興味深い研究結果が公表された。道内の工務店グループ、ソトダン21(髙橋広明会長)が3月16日にオンライン開催した研修会で、北大大学院工学院の修士課程2年、田邊美寿々さんが発表した。指導したのは菊田弘輝准教授。感染拡大前に設計された350戸の住宅の平面図を分析した研究結果を紹介する。

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