手カンナの職人、家具工房 旅する木(当別町)
無垢材で作るオーダーキッチン
2020/12/25
田園風景が広がる当別町に、廃校になった小学校を工房にして家具を作る職人がいる。家具工房旅する木の代表、須田修司氏。一級家具手加工技能士で、家具といえばサンドペーパーの機械仕上げが主流の今、手カンナで仕上げることにこだわっている。須田氏が手がけるフルオーダーの「木のキッチン」も手カンナで仕上げた無垢の天板が美しく、ホームページや口コミによる顧客が絶えない。「旅する木は人の心を動かす表現者でありたい」という須田氏に、ものづくりへの想いを聞いた。