道総研が10周年記念フォーラム

新たな地域産業の創出を目指す

多くの関係者が参加した

道立総合研究機構(道総研)は10月28日、設立10周年記念フォーラムを札幌市内で開催した。
丸谷智保セコマ会長による基調講演に続いて、道総研の田中義克理事長が「北海道の未来を拓く道総研」と題し、組織の概要や今後の取り組みなどについて説明した。
道総研は2010年4月1日に設立され、今年4月1日現在の職員数は1092人。そのうち研究職員は732人。法人本部と5つの研究本部で構成され、研究本部は各専門分野に関する試験や研究を行っている。年間に約700の課題について研究を行うほか、大学や国の研究機関、民間企業など18の機関と包括連携協定を結んでいる。また、企業等の技術や製品開発を支援するため、年間約9000件の技術相談を受けている。

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