山と人と地域を結ぶ「木こりビルダーズ」

木こりだからできる建築を目指す

深刻化する環境問題によって地域材の活用が見直されている。頻発する自然災害で森林の大切さが再認識されている。一方、現状ではまっすぐな木だけが良質な建材として流通するため、間伐で切り出されても活かされない木が多い。森林の手入れもなかなか進んでいないという。木と人が寄り添って生きるにはどうしたらいいのだろうか。その先にどんな暮らしが広がるのだろうか。そのひとつの答えを木こりの陣内雄(じんのうちたけし)氏は持っている。山と建築を直結するプロジェクト、「木こりビルダーズ」について話を聞いた。

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