応急危険度判定士の認定講習、本年度は在宅学習で

道は、毎年実施している北海道震災建築物応急危険度判定士の認定講習を、本年度は新型コロナウイルス感染症の防止のため、在宅学習で行うこととした。

認定および更新は認定講習の受講を条件としてきたが、本年度は北海道建築士会がホームページで提供する講習資料を使って、在宅学習と理解度判定テストによって行う。

申請受付は9月14日(月)から来年2月26日(金)まで4回に分けて北海道建築士会で行い、申請者は在宅学習をした上で、申請書類と理解度判定テストの回答を郵送または持参により提出する。応急危険度判定士は、地震の発生後の被災建築物について、余震などによる倒壊の危険性や外壁等の落下の危険性を調査し、建築物の当面の使用可否を判定することにより二次災害を防止することを目的とした資格。