ZEH支援事業 1戸あたり定額60万円補助

7月6日から二次募集開始

環境省は「ZEH支援事業」の第二次募集を7月6日(月)から受け付ける。
対象住宅は、ZEHロードマップにおける「ZEH」の定義を満たしていることが要件。ニアリーZEHも補助対象になる。補助金額は1戸あたり定額60万円。
蓄電システムを追加する場合は、補助対象経費の3分の1または20万円のいずれか低い金額を上限に1kWhあたり2万円を補助する。
(一社)環境共創イニシアチブ(SII)に登録したZEHビルダー/プランナーであることが応募要件。
平成28年度から令和元年度に登録をしたZEHビルダー/プランナーは実績報告書の提出が求められる。
応募方法は先着順方式。募集締切りは8月21日(金)。

■地中熱等に90万円

ZEH支援事業で交付決定を受けた住宅を対象に「先進的再エネ熱等導入支援事業」の募集も行っている。
補助対象になる建材・設備と補助金額は①直交集成板(CLT)=90万円②地中熱ヒートポンプシステム=90万円③PVTシステム(空気式)=90万円(パネル面積22㎡以上)④PVTシステム(液体式)=65万円(パネル面積5㎡以上8㎡未満)、80万円(同8㎡以上)⑤液体集熱式太陽熱利用システム=12万円(パネル面積4㎡以上6㎡未満)、15万円(同6㎡以上)――の5種類。
1戸あたりの補助上限額は90万円。CLTは構造耐力上の主要部分のうち、壁、床版または屋根版に面的に使用すること。PVTシステムは日集熱効率10%以上であることなどが要件。補助対象になるのはPVTパネルの集熱に関わる部分のみ。液体集熱式太陽熱利用システムは強制循環に限る。応募の締め切りは10月30日(金)まで。
問い合わせ先は(一社)環境共創イニシアチブ。電話03(5565)4030。