国土交通省は4月21日、既存住宅の性能向上や優良なリフォームを支援する「長期優良住宅化リフォーム推進事業」の募集を開始した。

同事業は、リフォームを行う既存住宅（戸建・共同住宅）が対象で、リフォーム工事前にインスペクション（建物の現況調査）を実施し、一定の住宅性能を有するリフォーム工事などが要件。
性能向上リフォームや子育て世帯向け改修工事のほか、インスペクション等に要する費用の1/3を補助する。
補助限度額は、住宅性能に応じて100万～250万円／戸とし、さらに三世代同居対応改修工事や、若者・子育て世帯の改修工事、既存住宅を購入して改修工事を実施する場合は50万円／戸を上限に加算する。

通年申請タイプの事業者登録の応募期間は、11月30日（月）まで。
事前採択タイプ（安心Ｒ住宅、提案型）の提案受付期間は、5月29日（金）までとなっている。

応募方法等の詳細については、長期優良住宅化リフォーム推進事業評価室事務局のホームページに掲載している。