「マンションの管理の適正化の推進に関する法律及びマンションの建替え等の円滑化に関する法律の一部を改正する法律案」が、2月28日（金）に閣議決定された。

マンションの老朽化等に対応し、マンションの管理の適正化の一層の推進及びマンションの建替え等の一層の円滑化を図るため、都道府県等によるマンション管理適正化のための計画作成、マンションの除却の必要性に係る認定対象の拡充、団地型マンションの敷地分割制度の創設等を盛り込んだ内容。

「マンションの管理の適正化の推進に関する法律」の概要としては、国によるマンションの管理の適正化の推進を図るための基本的な方針を策定、市区（町村部は都道府県）によるマンション管理適正化の推進。

「マンションの建替え等の円滑化に関する法律」の概要としては、除却の必要性に係る認定対象の拡充、団地における敷地分割制度の創設。
要除却認定を受けた老朽化マンションを含む団地において、敷地共有者の4/5以上の同意でマンション敷地の分割を可能とする制度を創設した。