【ノーリツ】住設システム分野から撤退

20年6月末に販売終了

ノーリツ(神戸市)は、11月27日に開催された取締役会で住設システム分野からの撤退を決めた。

同社は、主力事業である温水空調分野に経営資源を集中させ、国内事業の収益拡大と海外事業の更なる成長を目指すことを基本方針とした中期経営計画のもと、収益性改善を図ってきたが、不採算分野である住設システム分野からの撤退が必要との結論に至った。

住設システム分野撤退に伴い、システムキッチン、システムバス、洗面化粧台の開発・生産・販売は2020年6月末で終了。すでに販売した製品のアフターサービスについては引き続き同社グループ企業で継続する。

同社は今後、温水機器、厨房機器を主要な事業領域とし、収益力強化と資本効率の向上を目指す。