国税庁が毎年実施している民間給与実態統計調査の一般業種の平均年収と全建総連が調査した大工職人の平均年収を09年から18年までの10年分、比較した。
10年間で一般業種の平均年収は405.9万円から440.7万円になり34.8万円上昇した。一方で、大工職人は297.1万円から354.8万円になり57.7万円上昇した。
上がり幅は大工職人の方が22.9万円多く、09年に108.8万円あった一般業種と大工職人の平均年収差は18年には85.9万円に縮まった。
しかし、依然として金額差は大きく、待遇改善の余地を残していると言えそうだ。