LIXIL 「待ち受け家事」の実態調査

ストレス度1位は「宅配便待ち」

LIXIL(東京都)は10月28日、30~40代の戸建住宅在住の既婚女性300人を対象に実施した「待ち受け家事に関する実態調査」の結果を発表した。

全体の8割以上が、やりたいことがあるのに待たなければいけない「待ち受け家事」を経験していた。そのうち最も経験率が高く、ストレスに感じるのが「宅配便の発送・受取を待つ時間」だった。

待ち受け家事のストレス度も「宅配便の発送・受取を待つ時間」が35.0%でトップ。「子どもの食事が終わるのを待つ時間」(26.0%)や「スーパーなどでのレジ待ち時間」(25.3%)を上回った。理由として70.4%の人が「大体時間が決まっていても、いつくるかわからないため」と答えている。また、63.3%の人が「受け取りを待たなければいけないため」と回答している。

家事負担軽減のためにどのような家電・生活設備を利用してみたいかについては、「掃除しやすいトイレ」(66.7%)が最も多く、次いで「宅配ボックス」(51.0%)が2位。宅配ボックスは特にフルタイム勤務者の利用意向が高く、約6割の人が利用したいと回答している。

大手ECサイトのアマゾンや楽天などが実施する、宅配便を自宅の玄関前や物置、車庫などに届ける「置き配」には、83.0%が「不在と思われ不安」と回答した。