遊建築設計社 松浦喜則の「プランニングのいろは」⑫

これからのプランづくりとは?

有限会社遊建築設計社 松浦 喜則氏こんにちは! 遊建築設計社の松浦です。本日で連載は最終回となります。最後に、私から家づくりの中でとても大切にしていることをお伝えしたいと思います。

改めて皆さんにお聞きします。プランの良し悪しとは何でしょうか? これを理解しないとお施主さんから承諾を得られません。

良いプランですね、さすがです! と褒められたいのは皆同じです。それでは「良いプラン」とは何か? デザイン性に優れ、新しい感覚を取り入れた間取りでしょうか。それは、違うと思うのです。そもそも、お施主さんが皆、デザイン力を身に付けているわけではありません。さらに、想像もつかない間取りをご覧になっても、住み易いのか、居心地が良いのか分かりません。

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