住宅ローンアドバイザー養成講座

11月18日から受講申込み受付

(一財)住宅金融普及協会(東京都)は、今年度第2回目の住宅ローンアドバイザー養成講座の受講申込みを11月18日(月)から2020年1月17日(金)まで受け付ける。同講座はAコースとBコースがあり、双方とも基礎編と応用編をセットで受講するのが要件だが、道内はAコースのみの受講となる。

Aコースは自宅のパソコンで「基礎編」「応用編」の映像講義を受講し、会場で応用編の効果測定を受験する。全国41会場で開催し、道内の会場は日建学院札幌校(札幌市中央区北2条東4丁目、サッポロファクトリー三条館4階)。

Aコースの効果測定は2月18日(火)、19(水)、20日(木)のいずれか1日で、道内は20日のみ。例えば出張等で道外にいる場合は18日または19日も選択できる。時間はいずれも午後4時から5時まで。

Aコースの受講料(テキスト、効果測定、消費税込み)は2万2000円。合格発表は20年3月19日(木)の予定。合格者は同協会が認定する住宅ローンアドバイザーとして登録される。

同協会の住宅ローンアドバイザーは、様々な住宅ローン商品について専門知識を有し、ローン利用者に的確なアドバイスができる人材を育成するための民間資格。05年の制度開始から累計6万4000人が受講。住宅会社の営業社員を中心に有資格者が増えている。

ここ数年、住宅ローンを取り巻く環境が変化する中で、不動産流通市場の拡大や住宅リフォーム、リノベーションに対する注目度が高まっており、既存住宅流通やリフォーム市場でのビジネスチャンスが期待されている。

金融業界でも住宅ローン手続きのオンライン化やペーパーレス化が進んでいることから、同講座で使用するテキストと映像はこうした最近の動向についても取り込むなど、大きくリニューアルしている。

詳細の問い合わせ先は同協会。電話03(3260)
7346。申込み、登録手続き等は専用サイトを参照。
https://www.loan-adviser.jp/