JK情報センターが需要動向調査

工務店の「増加見込み」28%

ジャパン建材(東京都)が運営するJK情報センターはこのほど、2019年度第3四半期(10月~12月)の需要動向調査の結果を公表した。

同社は全国を北海道、東北など10の地域に分け、取引先の販売店を対象に四半期ごとに面接調査を行っている。

道内の販売店159社が回答した自社の取引先工務店の需要動向は、前年同期に比べ「増える」が全体の28%で、前年調査に比べ11ポイント増加した。「減少」予測は21%(前年同期比7ポイント減)、「前年並み」は52%(同3ポイント減)。

同時期の「増加」予測は3年連続して増加した。13年度第3四半期の68%には及ばないものの、10月からの消費増税による国の負担軽減策によって、増税後の需要の伸びを期待する工務店が多かったとみられる。

販売店自身の回答は、157社のうち「増加」27%(同8ポイント増)、「減少」20%(同9ポイント減)、「前年並み」は53%で変わらなかった。