G3のUA値は0.20W

HEAT20 共同、非住宅にも

「HEAT20」は、全国を6地域に分けて住宅に求められる外皮性能を提案している。北海道は「1地域(旭川市や釧路市)」と「2地域(札幌市ほか)」で求められる外皮性能を示している。

G1レベルは各地域で冬期間、非暖房での表面結露が生じないように住宅内の最低温度を概ね13℃以上に保ち、暖房設備容量とイニシャルコストを確実に低減できるように冬期間の暖房負荷を省エネ基準に比べ20%程度、削減できる水準。G2は各地域で冬期間、住空間の温度ムラを数度以内に保つように、住宅内の最低温度を概ね15℃以上に保ち、冬期間の暖房負荷を概ね30%以上削減し、ZEHなどの優れた省エネルギーを目指す住まいの推奨水準。

G3はさらに上の水準に設定されている。住宅内の最低温度は概ね16℃以上、冬期間の暖房不可は概ね50%以上削減する。2地域のUA値は、G1が0.34W/㎡・K、G2が0.28に対して、G3は0.20。

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