シャープ 停電時に家中のコンセントが使える「住宅用クラウド蓄電池システム」を発売

シャープ(堺市)は、「住宅用クラウド蓄電池システム<JH-WBPB6150>」を2020年1月に発売する。

同システムは、「リチウムイオン蓄電池」「蓄電池連携型パワーコンディショナ」「蓄電池用コンバータ」等から構成されており、停電時の出力電圧は200Vに対応し、停電時でも家中のコンセントが利用可能。また、停電時の最大出力電力を5.5kVAに向上させ、より多くの機器の同時使用が可能になった。照明やテレビなどの100Vの家電製品のほか、リビング用の大型エアコンやIHクッキングヒーターなど、200Vの電気機器も使用できる。

さらに、6.5kWhの「リチウムイオン蓄電池」を2台組み合わせて13.0kWhに大容量化でき、長期停電時も安心。2台目は家族構成や生活環境の変化に応じて、後から増設することも可能。

このほか、「リチウムイオン蓄電池」は屋内・屋外双方の設置に対応し、設置できる環境を拡げたほか、コンパクト化を実現。4.2kWhの従来機から容量を50%以上拡大した一方、体積は約5%小型化した。

シャープ住宅用クラウド蓄電池