快適と省エネを両立 寒冷地向けエアコン特集
最新機種徹底分析
2019/9/25
通年で室内環境を快適に保つ
ほくでん 暖房目的の料金プランも
■冷房と暖房の両機能
総務省統計局が5年に一度発表する「全国消費実態調査」(2014年度)によると、道内のルームエアコン普及率は26・6%で全国最低水準になっている。しかし近年、冷涼な道内ではエアコンは不要という従来のイメージからかけ離れた気温上昇が続いていることから、冷房用としての需要が高まっており、昨年の普及率は30%を超えているとみられる。
冷房用だけでなく、暖房機器として寒冷地エアコンを採用するケースも増えている。数年前から、厳冬期でも稼働できることをアピールしたエアコンのテレビCMが放送されて以降、家電量販店では寒冷地向けエアコンの販売台数が増えたという。