寸言乱言(第689号)

住宅向けエクステリア製品の売れ行きが好調だ。最大の牽引役はカーポート。3年ほど前から需要が増え、ある建材メーカーは「カーポートバブル」と明言する。

従来、道内住宅業界では、エクステリア製品は売れないと言われてきた。その理由は積雪にある。門扉や外構は除雪の妨げになるのである。マイカーは箱型のガレージに収納するか、またはスノーブラシで雪を落とすのが一般的だ。

最近のカーポートは強度が増し、雪を載せたまま春を待つことができる。デザイン性も高まり、住宅の顔(外観)の一部と見られるようになった。

一方、建築会社にとってエクステリアは「専門外」。できれば建物本体以外に予算を使いたくないのが本音。そんな中、カーポートをきっかけにウッドデッキやフェンスなどの工事を受注し、売上げを伸ばす建築会社が増えてきた。ある工務店は「家と庭を合わせて『家庭』だ」と言ったとか。けだし名言である。

住宅向けエクステリア製品の売れ行きが好調だ。最大の牽引役はカーポート。3年ほど前から需要が増え、ある建材メーカーは「カーポートバブル」と明言する。

従来、道内住宅業界では、エクステリア製品は売れないと言われてきた。その理由は積雪にある。門扉や外構は除雪の妨げになるのである。マイカーは箱型のガレージに収納するか、またはスノーブラシで雪を落とすのが一般的だ。

最近のカーポートは強度が増し、雪を載せたまま春を待つことができる。デザイン性も高まり、住宅の顔(外観)の一部と見られるようになった。

一方、建築会社にとってエクステリアは「専門外」。できれば建物本体以外に予算を使いたくないのが本音。そんな中、カーポートをきっかけにウッドデッキやフェンスなどの工事を受注し、売上げを伸ばす建築会社が増えてきた。ある工務店は「家と庭を合わせて『家庭』だ」と言ったとか。けだし名言である。