大和ハウス工業（大阪市）は2月22日、ジュピターテレコム（東京都、以下「J:COM」）と共同で、インフラサービスやエンターテインメントサービスにAIやIoTなどの技術を活用したインテリジェントマンションパッケージ「D’Jスマートサービス」を開発したと発表した。

同サービスは、J:COMが提供するインフラサービス（多チャンネルテレビ・インターネット・電話・モバイル・電力）、エンターテインメントサービス（ビデオオンデマンドなど）に、MEMS（マンション・エネルギー・マネジメント・システム）やエアコン・照明などの家電コントロール、スマートロック等のサービスをパッケージ化し、大和ハウス工業が販売するマンションに導入するというもの。

光インターネットを標準装備することにより、これらのサービスを高速の通信環境で利用できる。
また、電力会社等から一括受電した高圧電力をマンションの各住戸に配電するため、電気料金も削減することができるという。

現在建築中の分譲マンション「プレミスト東京王子」（2020年2月完成予定）に導入し、今後は大和ハウス工業が販売する全国の分譲マンションへ順次導入する。