3月の新設住宅着工戸数 道内5ヵ月連続前年比増 駆け込み需要の影響か
3月の道内の新設住宅着工戸数は3963戸(前年同月比77.8%増)と大幅に増加し、5ヵ月続けて前年同月を上回った。
このうち持家は950戸(同82.3%増)で、2ヵ月連続で前年同月を上回った。貸家も2486戸(83.5%増)と、2ヵ月ぶりに増加に転じ、前年同月を上回った。分譲住宅も466戸(42.1%増)と2ヵ月続けて前年同月を上回った。分譲住宅のうち、一戸建は263戸(90.6%増)。6ヵ月連続で前年同月を上回り、共同建も203戸(6.8%増)と2ヵ月連続で増加した。
全国の新設住宅着工戸数は8万9432戸(前年同月比39.2%増)で、2ヵ月連続で前年同月を上回った。
このうち持家は2万2867戸(同37.4%増)で、3ヵ月ぶりに前年同月を上回った。貸家は4万2525戸(50.8%増)で、2ヵ月連続で前年同月を上回った。
分譲住宅は2万3571戸(22.8%増)で、2ヵ月連続で前年同月を上回った。分譲住宅のうちマンションは1万807戸(20.4%増)と1万戸の大台に乗り3ヵ月連続の増加。一戸建は1万2472戸(23.3%増)で、29ヵ月ぶりに前年を上回った。
全国、全道共に前年同月を大幅に上回っており、4月に施行された建築関連改正法の影響による「駆け込み需要」の様子が浮き彫りになった。