前氏は、日本の住宅政策や断熱性能に関する過去の停滞を振り返り、新築だけではなく、既存住宅も「性能向上が必須」と強調。すべての人が健康・快適な住環境を享受できるべきであると考えを述べた。
住宅の性能向上に必要な条件として前氏は、断熱・気密の力、パッシブの力、空調の力、太陽光発電の力、制御の力の「五つの力」が不可欠であると語った。「どれかだけではなくすべてあることに効果がある。断熱だけ、太陽光発電だけではだめだし、さらにそれらを一体的に制御できなければ意味がない」と述べ、五要素が揃って初めて健康で快適、かつ経済的な住宅が実現すると強調した。