国交省 建築基準整備促進事業の課題を受付 11月29日まで

国土交通省は11月1日、建築基準整備促進事業の課題提案の募集を開始した。同事業は、国が行う技術基準の策定・改定を促進することを目的とし、建築基準法や建築物省エネルギー法、住宅の品質確保の促進等に関する法律や、長期優良住宅の普及の促進に関する法律に係る技術基準の策定・改定をする上で必要な事項について、実験等により基礎的なデータ・技術的知見の収集、蓄積等を行う民間事業者などを国が支援するもの。

今回は、建築基準法、建築物省エネルギー法、住宅の品質確保の促進等に関する法律、長期優良住宅の普及の促進に関する法律に基づく技術基準についての提案を募集する。なお、現行基準に関する問い合わせ、相談、苦情などは受け付けない。

提案の採否は①基準整備を行う社会的ニーズがあること②技術的な根拠・知見等が相当程度蓄積されており、同事業を実施することで基準整備が可能な段階であることを判断基準とし、国土交通省および国土技術政策総合研究所の担当部局で検討する。決定した公募課題は2025年3月以降、同省ホームページで募集要領を公表し、事業主体を募集する。

課題受付は11月29日(金)まで。提出方法は、(一財)建築行政情報センター(ICBA)ホームページでダウンロードした所定様式に記入しメールまたはFAXする。所定様式や送付先などの詳細は以下URL。
https://www.icba.or.jp/kadai/