8月の新設住宅着工戸数 持家が初の700戸割れ
8月の道内の新設住宅着工戸数は2289戸(前年同月比14.2%減)で、2ヵ月ぶりに前年同月を下回った。
このうち持家は699戸(同19.1%減)で、13ヵ月連続の前年同月比減。同月としては、統計を確認できる1979年以降で初めて700戸を下回った。
貸家は1336戸(11.1%減)で、2ヵ月ぶりに前年同月を下回った。
分譲住宅は160戸(38.0%減)。10ヵ月連続で前年を下回っており、79年以降で最も少ない。分譲住宅の内訳はすべて一戸建(14.0%減)で、22ヵ月連続で前年同月を下回った。マンションはゼロで、同月に着工がなかったのは分譲住宅の内訳を確認できる86年以降で初めて。
全国の新設住宅着工戸数は、6万6819戸(前年同月比5.1%減)で、4ヵ月連続で減少した。
このうち持家は1万9597戸(同6.6%減)で、32ヵ月連続で前年同月を下回っている。貸家は2万8939戸(1.4%減)で、前月の前年同月比増から再び減少に転じた。分譲住宅は1万7240戸(12.0%減)で、4ヵ月連続で前年同月比減。分譲住宅のうち、マンションは7501戸(5.0%減)で、前月の増加から再び減少に転じた。一戸建は9578戸(17.4%減)で、22ヵ月連続で前年同月を下回っている。