2月の新設住宅着工戸数 道内4ヵ月ぶりに増加 分譲は過去最少

2月の全国の新設住宅着工戸数は5万9162戸(前年同月比8.2%減)で、9ヵ月連続で前年同月を下回った。
このうち持家は1万6307戸(同11.2%減)で、27ヵ月連続で前年同月を下回った。貸家は2万4934戸(1.0%増)で、2ヵ月連続で前年同月を上回った。分譲住宅は1万7327戸(17.7%減)で、2ヵ月連続で前年同月を下回った。分譲住宅のうちマンションは7483戸(23.3%減)と2ヵ月連続で減少。一戸建は9710戸(13.3%減)で、16ヵ月続けて前年同月を下回り、同月としては2ヵ月連続で1万戸を割り込んだ。

道内の新設住宅着工戸数は1340戸(前年同月比9.5%増)と4ヵ月ぶりに前年同月を上回った。持家は427戸(同12.1%減)と7ヵ月連続の前年同月比減。貸家は802戸(59.8%増)で大幅に前年同月を上回り、2ヵ月ぶりに増加に転じた。分譲住宅は96戸(54.9%減)と半減し、4ヵ月連続で前年同月を下回り、統計を確認できる1979年以降で初めて100戸を割った。分譲住宅のうち、マンションは3ヵ月ぶりに着工がなくゼロ戸。一戸建は96戸(36.8%減)で、17ヵ月連続で前年同月を下回り、統計を確認できる86年以降で最少だった。