札幌商工会議所はこのほど、「北のブランド2024」認証、および金賞、奨励賞を発表した。
「北のブランド」は、柔軟な発想と高い技術によって開発された優れた製品を、北海道・札幌を代表する製品としてさらなるブランド化を推進することを目的に同所が2004年から実施している認証事業。

「食品部門」と「ものづくり部門」の2部門で構成され、今回の「北のブランド2024」ではものづくり部門22社31製品が金賞を受賞した。

このうち、住宅設備部門で、北一タカハシ建設（札幌市）の「北の宮大工が建てるＱ１-数寄屋住宅」が選ばれた。屋根瓦や杉柱など伝統技法を用いた「和の家」を高断熱高気密のQ1住宅にしたもので、一般住宅に宮大工のノウハウを取り入れた点が評価された。

このほか、旭イノベックス（札幌市）の「温水ラジエーター（COSMO　PANEL・PARA　Warm）」、エルコム（同）の遠赤外線融雪装置「ＴＯＫＥＲＵＭＯ―解けルモ」、キムラ（同）の「ゼオライト内装塗り壁材　AZ wall」と「天然調湿消臭材　床下さらさら」、グッドマン（同）の「グッドマン換気口」、コバエンジニア（江別市）の木製剛構造カーポート「ゴーポート」と雪庇防止装置「スノーセイバ」、三栄工業（札幌市）のステンレス鋼管ロードヒーティング「ステンレスパワーヒーティングシステム」、光合金製作所（小樽市）の「お庭の水道シリーズ（アクラス、CK、GK、KF）」、ホクエイ（札幌市）のDCパネル「風向変換型有孔板」とＤＣフェンス「高性能吹止式防雪柵」、「融雪王ＨＳ-２２００シリーズ」、北海バネ（小樽市）の降雪センサー「スノーハンター」、YKKAP北海道支社（札幌市）の高性能トリプルガラス樹脂窓「APW430」が受賞した。