戸建分譲ZEH実証事業の公募を開始。10戸以上の建売分譲が対象

一般社団法人環境共創イニシアチブ(SII)は6月4日、経済産業省の平成30年度ネットゼロエネルギーハウス支援事業における戸建分譲ZEH実証事業の公募を開始した。

補助対象となる住宅は、ZEH、Nearly ZEH、ZEH Oriented、ZEH+、Nearly ZEH+で、ZEH支援事業またはZEH+実証事業の要件を満たすもの。

建売住宅が対象で、集合住宅は対象外となる。補助対象住宅を10戸以上まとめ、1つの戸建分譲プロジェクトとする取組みであること、戸建分譲プロジェクト全体についてBELS証を活用した営業工法を行うことなどが交付要件となる。

補助額は、ZEH支援事業の要件を満たす住宅は1戸あたり70万円、ZEH+実証事業の要件を満たす住宅は1戸あたり115万円。蓄電システム(定置型)を設置する場合は、3万円/kwhが加算される。事業期間は最長2年間とし、年間5,000万円、1事業あたり1億円が上限。

応募期間は6月4日から6月29日17時到着分まで。交付決定は、8月上旬を予定している。