情報収集。注文は住宅展示場、分譲戸建は不動産業者、分譲マンションはネット――住宅市場動向調査

国土交通省は5月30日、2017年度の住宅市場動向調査の結果を公表した。住み替え・建て替え前後の住宅、その住宅に居住する世帯の状況、住宅取得に係る資金調達の状況等について把握することを目的として、毎年度実施しているもの。

施工者・物件に関する情報収集方法に関する設問では、注文住宅取得世帯では「住宅展示場で」が最も多い。分譲戸建住宅取得世帯では「不動産業者で」、分譲マンション取得世帯では「インターネットで」、リフォーム実施世帯では「以前からつきあいのあった業者」が最も多い結果となった。

また、リフォームを行った動機は、「住宅がいたんだり汚れたりしていた」が46.5%で最も多く、次いで「家を長持ちさせるため」が29.8%、「台所・浴室・給湯器などの設備が不十分だった」が27.3%となったが、直近5年間の経年変化を見ると「家を長持ちさせるため」が増加傾向にあることが分かった。