おぴにおん【住宅産業の視軸】

過熱する地価上昇と冷え込む住宅市場

道の2022年度地価調査の結果が9月21日に発表され、全道の住宅地の平均価格変動率は1.8%と2年連続で上昇した。最大の要因はやはり札幌市近郊で急速に膨らむ土地需要だろう。特に来年3月に北海道ボールパークの開業を控えて注目が高まっている北広島市は、昨年に続き市内3ヵ所の基準地点が全国の地価上昇率1~3位を独占した。いずれも3割近い大幅な上昇だ。

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