おぴにおん【住宅産業の視軸】

「住宅不況」回避に具体策はあるか

第26回参議院議員選挙が10日、投開票された。自民、公明の与党が改選前の議席を大きく上回り、非改選議席を合わせた参院の過半数を維持した。ウクライナ情勢の影響で外交や安全保障が争点としてクローズアップされ、選挙戦終盤は安倍晋三元首相の「弔い合戦」の様相も加わり、国民の生活にとって最も身近で切実な物価高騰対策に関する具体的な議論は深まらなかった印象だ。

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