おぴにおん【住宅産業の視軸】

資材ショックで積み上がるコスト負担の行方

昨年の今ごろは、ウッドショックの問題が徐々に顕在化し、世間を騒がせ始めていた。ツーバイフォー材のSPFがすでに急激な値上がりを見せていたが、当初の記事では「現地価格に日本向けのプレミアムをそのまま乗せると8万円という無茶苦茶な高値になり、到底買えない」といった書き方をしていた。それからあっという間にその2倍まで高騰するとは、その時は誰も想像していなかっただろう。

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