北海道建築士会 来年の「建築基準法講習会」を中止

新型コロナウイルスの感染拡大を懸念

(一社)北海道建築士会は、来年1月から2月にかけて開催予定だった「建築基準法講習会」を中止すると発表した。新型コロナウイルスの影響により2年連続の中止。2023年以降は可能な限り実施するとしている。

同講習会は毎年1月から2月にかけて全道19会場で開催している。開催規模や定員の縮小など感染拡大の防止策を取り実施する予定だったが、今後の感染拡大を懸念して中止することを決めた。

同会は講習会テキストとして使用予定だった「実務に役立つ建築法規解説2021」(22年1月発刊)を販売する。販売開始日は22年1月20日、価格(税込)は3700円。同会本部および全道支部事務局窓口、もしくは同会ホームページのオンラインショップから購入できる。

また、「実務に役立つ建築法規解説Web講習会」を22年2月末から半年間オンデマンドで配信。午前の部で講習予定だった「第1章新しい動き」を中心に解説した動画、関係資料を同会ホームページで配信する。