キムラ（札幌市）はこのほど、シンプルさと機能性を兼ね備えたキッチン「Simplia（シンプリア）」を発売した。

ペニンシュラタイプを標準仕様とし、対面キッチンの中でも設置スペースが小さくなるので導入しやすくなった。厚さ20㎜のスリムなワークトップと、ハンドルのないキャビネットですっきりとした印象を与える。

ワークトップの材質は2種類から選択できる。1つは汚れやキズに強いメラミン樹脂で、アイカ工業（名古屋市）の抗ウイルス建材「ウイルテクト」を採用。もう1つはランダムな模様を施すバイブレーション仕上げで、独特の光り方が高級感を醸し出すステンレス仕様。

奥行が750㎜と広く、料理中の食材、食器や洗い物のスペースを十分に確保できる。シンクも幅760㎜、奥行410㎜でゆったりしており、大きな鍋やフライパンを楽に洗える。水栓はシャワー引出式のほか、オプションでタッチレス水栓に変更可能。

キャビネットも抗菌性のある面材を採用。扉は取っ手の代わりにJ型の手がけを設けたシンプルで美しいデザイン。木目調や石目調など多彩な柄や色を揃えている。

価格（税別）は標準仕様で95万円。問い合わせ先は同社マーケティング部。電話011（330）8340。