パナソニック(株)エレクトリックワークスは10月4日、中小工務店のサービスレベル向上を目的としたクラウドサービス「sumgoo(スムグー)」の提供を開始する。集客やプラン提案、アフターサービスなどを網羅した「タスク管理」と、施主と掲示板でやりとりができる「コミュニケーション機能」で工務店の生産性向上をサポート。IT技術により工務店のDX化を支援し、これから家を建てる「スマホ世代」の施主の満足度向上に貢献する。

「タスク管理」は顧客・案件管理に必要な情報を一元的にクラウドで管理することで、社内の情報共有や相互補完を促進する。経営者や営業、設計、工務など職種別にダッシュボードがあるため、それぞれの社員が案件毎に行うべきタスクの確認を容易にできる。

掲示板で施主とやりとりできるコミュニケーション機能も備える。施主への依頼や確認事項が集約され記録が残るため、認識の齟齬が起きにくい。施主のダッシュボードもあり、工務店からの「床材の色を決定してください」のような連絡事項も一目で確認できる。

基本料金(税込)は1ヵ月2万2000円から。利用ID数やデータ容量・保存は無制限。家づくりを進めている案件ごとに課金する従量課金制となっている。