セキスイハイム 3階建分譲住宅「デシオ」を北海道初展開

都市部狭小地に対応

「デシオ北海道」外観イメージ

北海道セキスイハイム(札幌市)は8月6日、軽量鉄骨造3階建の分譲住宅「デシオ北海道」の販売を開始した。地価高騰による都市部分譲地の狭小化に対応するため、本州のみで販売していた3階建住宅「デシオ」を北海道に初めて展開し、分譲住宅の拡販を目指す。

主な特徴は三つ。

① 強風や交通振動など3階建で気になる横揺れに対応するため、建物の揺れと逆方向に重りを揺らして互いの振動を打ち消すT.M.D(チューンドマスダンパー)防振装置を3階天井裏に設置。さらに狭小地の落雪リスクを低減する横格子の雪庇防止対応部材も設置する。

② 太陽光発電・HEMS・蓄電池の3点を標準搭載。日常生活ではエネルギーの自給自足を目指し、災害による停電時には蓄電池の非常災害モードへの切り替えにより電気が使えるため、在宅避難にも備えることができる。

③ 「ニューノーマル」による家での過ごし方に適応。玄関横に洗面台を置き、3階にはフィットネスなどに使用できるフリースペースを設けた。仕事の拠点となるテレワークスペースも確保したことで在宅時間の充実を図っている。

立地は地下鉄東豊線「学園前」駅から徒歩約9分の豊平区豊平2条6丁目。建物面積は107.83㎡(32.61坪)、価格(税込)は家具付きで5850万円〜5890万円。竣工は8月、入居予定は9月となっている。