セーフティーステップ「1枚から受注可能」

敷鉄板のレンタル事業を開始

仮設足場のリースや施工を手掛けるセーフティーステップ(札幌市)は、10月1日から敷鉄板のレンタル事業を本格的に開始した。社内にレンタル事業部を新設して敷鉄板を購入。ハウスメーカーや工務店のほか、ゼネコンや土木工事業者、建機レンタル業者にも貸し出す。

敷鉄板はクレーンや重機を使う新築工事や土木工事、分譲地の造成工事などに使われる鉄板で、1枚あたりの厚さは22㎜、サイズは建設業界で「5×10」と称される1524㎜×3048㎜と、「5×20」の1524㎜×6096㎜の2種類を用意。

同社はこれまでも工務店などから足場仮設と敷鉄板、仮設トイレなどのレンタルをセットで請け負っていたが、足場以外は他の仮設業者に委託していた。しかし、敷鉄板は建築工事のほか、土木工事や宅地造成工事など用途が幅広く、新たな収益が見込めることから事業化した。

敷鉄板のレンタルは1枚から受注し、レンタル期間にも制限は設けない。石狩市にある同社の機材センターに常備し、積み込み作業から現場までの運搬、荷卸しまで一括して受注し、現地での敷き込みなどの要望にも対応する。回収した敷鉄板は、ケレン作業や高圧洗浄機で整備している。
敷鉄板のほか、舗道などの養生に使うゴムマットやプラシキ(プラスチック製敷板)のレンタルも開始した。

問い合わせ先は同社レンタル事業部。電話0120(445)055。