大建工業 「グラビオUA」8月21日発売

天然木を再現した不燃壁材

大建工業(大阪市)は、不燃壁材「グラビオシリーズ」に、天然木の風合いと質感を再現した人工杢突板の「グラビオUA」を8月21日(金)から新たに追加して発売する。

近年、戸建住宅だけでなく公共施設や商業施設などの非住宅にも木調壁材の需要が高まっているが、天然木の突板は原材料が乏しく、木目や色調にばらつきが出やすいなどのデメリットがある。
「グラビオUA」は、こうした天然木突板の課題を解消。ポプラなどの植林木をスライスし、染色や積層、特殊な加工を施すことで人工的に天然木の風合いと質感を作り出した。天然木に比べ木目や色調のばらつきが少なく、品質が安定している。

天然木では貴重な黒壇(エボニー)などの柄を表現するなど、全40種類の豊富な木目柄を取り揃えている。
基材には同社オリジナルの「ダイライト」を使用。軽量で、手のこやカッターナイフでも切断することができ、施工の省力化にもつながる。

製品寸法は3×8尺(厚さ6㎜×幅910㎜×長さ2420㎜)、価格(税別)は1枚につき2万8500円から3万4500円。
問い合わせ先は同社札幌ショールーム。
電話011(207)4440。