おぴにおん【住宅産業の視軸】

分譲マンション価格の下落は供給側に要因

札幌市内の新築分譲マンションの平均販売価格が下がり始めた。DGコミュニケーションズ(東京都)の調査によると、今年上期(1~6月)に同市内で発売された新築マンションの1住戸あたり平均販売価格は3852万円で、前年同期に比べ218万円(5・4%)下落した。2019年の年間平均価格に比べても245万円(6.0%)下がっている。下期に分譲価格が上昇する要因は見当たらないことから、今年の平均販売価格は3年ぶりに4000万円を下回る可能性が出てきた。

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