気象予報士の菅井貴子氏らが講演

「防災元年として新たなスタートを」

ジャパンホームシールド(東京都)北海道支店、石油連盟北海道石油システムセンターと北海道住宅通信社の3社共催による防災セミナー「災害リスクを正しく伝えるために~北海道胆振東部地震以降の変化に対応する」が12月9日、札幌市白石区の札幌コンベンションセンターで開かれ、約130人が参加した。

はじめに気象予報士・防災士の菅井貴子氏が「多発する自然災害と防災」と題して講演。菅井氏は全国各地の放送局で天気コーナーを担当。これまでの経験や取材で得た情報を織り交ぜ、災害の対応方法を具体的に説明した。

昨今の異常気象現象は地球温暖化の影響と考えられ、「予測できないリスクは、気象庁の新しいスーパーコンピューターにより解消される可能性がある」と指摘。「竜巻予測」「ゲリラ豪雨予測」など、どこで何時何分に起こるか、予測できる時代が近付いているとした。

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