田中康道弁護士に聞く 住宅・建築法務知識いろいろ⑩

追加・変更工事に関する訴訟上の問題点

追加・変更工事とは、建築工事において実際に施工された工事のうち、当初の請負契約において請負代金に対応するものとして施工することが合意された工事(本工事)に含まれない工事を意味します。本工事に含まれない新たな項目の工事を追加して行うことを「追加工事」、本工事に含まれる工事を一部取り止め、これに代わる新たな工事を「変更工事」として説明します。

この記事は会員限定です。電子版に登録すると続きをお読みいただけます。