システム連動で工務店も評価へ

情報蓄積し施工能力を「見える化」

国土交通省は、今年4月から建設に携わるすべての技能者、事業者、現場を対象に「建設キャリアアップシステム」の運用を開始した。同システムは建設業界の統一・共通の技能認証システムとして創設。就業履歴や技術研鑽等の情報が記録・蓄積されるほか、技能を4段階にレベル分けするレベル判定システムと連動し、基幹技能者を頂点とした技能者および事業者の能力評価、特定技能外国人雇用への活用などが期待されている。将来的には公共工事および民間工事への登録義務化が確実視されており、道内住宅業界としても早期の対応が求められそうだ。同システムの概要をまとめた。

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