道 「CLT利用促進セミナー」開催 3/19

道は、CLTなど道産木材の利用を促進し、道内の森林資源の循環利用や林業・木材産業の成長産業化の推進、雇用の創出など地域の活性化を目指し、「CLT利用促進セミナー」を3月19日(火)に開催する。

CLT(Cross Laminated Timber)は、木の板を木目方向が層ごと互い違いになるように貼り合わせた建築材料。軽量で強度に優れた面材料のため、これまで木材が使われてこなかった中高層や非住宅建築での木材利用を可能にするなど、木材の需要を拡大する可能性を持った部材として、近年、多様な建築物等で利用が加速している。

道でも、2017年3月に「道産CLT利用拡大に向けた推進方針」を定め、産学官が連携して、CLT建築を担う技術者の育成、試験研究、普及PRなど、需要の創出・拡大や供給体制の整備に向けた取り組みを進めている。

同セミナーでは、工藤 森生・道水産林務部林業木材課長による「北海道におけるCLT利用拡大の取組について(仮)」のほか、松本和茂・(地独)道立総合研究機構森林研究本部林産試験場研究主幹による「CLTの特性と研究成果について(仮)」などの講演が行われる。
対象は、建築会社、設計事務所、木材関連企業、市町村など。

開催時間は13時30分から17時まで。会場は、TKP札幌駅カンファレンスセンター 3階カンファレンスルーム3D(札幌市中央区北7条西2-9)。
定員150人。参加無料。
参加する場合は3月12日(火)までに、メールまたはFAXで申し込む。

問い合わせは、道水産林務部林業木材課利用推進グループ(電話011-204-5492)。