東北木材 サイディングプレカットの受注拡大へ

高い加工精度 課題はコスト

窯業系サイディングのプレカット加工が道内でも本格化してきた。東北木材(小樽市、杉山智城社長)は、これほど新たに導入した「HSPシステム」によるサイディングプレカット加工機を、同社苫小牧工場に設置。6月中旬には第1号物件として本社事務所の外壁リフォーム工事に同システムを使ったサイディングを採用した。11月末までに地場ビルダーや工務店に計7棟のプレカットサイディングを納入し、さらに3棟を受注済という。外壁工事の職人不足が深刻化するなかで、建築現場でのカットが不要で騒音や粉塵対策につながるサイディングプレカットの最新事情を追った。

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