受注戸数「増加」が「減少」上回る

新春アンケート 本道の工務店〜その経営と労務の状況

北海道住宅通信社は、昨年11月27日から12月15日まで、道内で主に新築戸建注文住宅を手掛けている工務店150社を対象に、2017年の業績や経営環境、労務状況に関するアンケート調査(無記名)を行い91社から回答を得た(回答率60・7%)。17年に一般客から受注した一戸建注文住宅戸数、粗利益率、完成工事高ともに前年より増加した工務店が多く、資金繰りも「容易」が「厳しい」を上回るなど、明るい経営環境が読み取れる一方、職人の高齢化や営業力不足に悩む姿が浮き彫りになった。回答結果を道南、道央、東北、道東の4圏域に分けて集計し分析した。

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