ジェンテックスが倒産

負債は2億2800万円

ジェンテックス(札幌市)は5月23日、札幌地裁に自己破産を申請した。
同社は2010年7月に設立。戸建住宅の新築とリフォームのほか、外壁工事、屋根工事、外構工事などを幅広く展開。19年には宅地建物取引業免許を取得し、ハウスドゥ屯田店をオープンするなど事業を拡大し、帝国データバンクによると22年6月期には約3億1000万円の売上げを計上していた。
しかし、ウッドショックなどの影響で採算が悪化。新型コロナ関連融資を利用するなどして資金繰りの改善に努めたものの、建築材料の高騰が続く中で債務超過に陥り、今回の措置となった。負債は22年6月期末時点で2億2800万円。