JIA北海道支部35周年記念「北海道の建築展2022」

10月10日まで芸術の森で開催

山田良氏が設計した屋外展示「水・光」

「北海道の建築展2022」が9月23日から札幌芸術の森美術館(札幌市南区芸術の森2丁目75番地)で開催されている。主催は(公社)日本建築家協会(JIA)北海道支部(小西彦仁支部長)で、同支部の35周年を記念したもの。

企画展示は、キュレーターとして建築ジャーナリストの磯達雄氏(オフィス・ブンガ共同主宰、東京都)を迎えた。近代以降の建築史を振り返り、地域と結びついた建築の代表作や北海道で活躍した主要な建築家について紹介している。

会員展示は、NPO法人景観ネットワーク(札幌市)の植田曉代表理事がコーディネーターを務めた。「風景に働きかける建築」をテーマに同支部の会員の建築作品を紹介。広大な風景のなかで効果的に配置された建築や、街並みや地形を繊細に捉えた建築など、全道に建つ様々な建築を模型や写真で解説している。会期中は講演会やトークイベント、JIA北海道建築大賞の審査も開かれる。

期間は10月10日(月・祝日)まで。時間は午前9時45分から午後5時まで。入館は午後4時30分まで。観覧料は一般500円、高校・大学生300円、シニア(65歳以上)400円、中学生以下無料。
問い合わせ先は同支部事務局。電話011(788)7491。