道総研建築研究本部が研究成果報告会

北方型住宅のさらなる省エネ化へ

(地独)道立総合研究機構建築研究本部の2021年研究成果報告会が10月1日、オンラインで開かれた。「北海道の暮らしと住まい」をテーマに「防災」・「地域」・「ゼロカーボン」の各分野について、関連する研究成果を報告した。

道は2050年までに温室効果ガスの排出量を実質ゼロとする「ゼロカーボン北海道」実現のため、中期目標として30年度までに13年度比35%の排出量削減を目指している。同本部でも建築分野でどのように削減に貢献していくかの研究や検討が進められており、建築システムグループ研究主任の遠藤卓氏は、北海道の住宅におけるゼロカーボン化について「北方型住宅2020をベースに二つの道筋が考えられる」と説明。

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