ヤマチコーポレーション 住宅建材のオンライン展示会
メーカー20社が出展
ヤマチコーポレーション（札幌市）は、道内工務店を対象とした住宅建材オンライン展示会「北海道KENZAIオンラインエキシビジョン2020」を2021年1月31日（日）まで専用サイトで開催している。
新型コロナウイルスの影響で多くのイベントや展示会が中止になり、オンラインによるコミュニケーションが増えている。
この展示会は、新商品などの情報を発信する場が足りない住設・建材メーカーと、情報収集が思うようにできない工務店の双方のニーズをマッチングさせるのが目的で、断熱材、外装材、内装建材、住設機器など、同社が選んだ20社のメーカーが出展している。また、同社が今年3月に立ち上げた建材ブランド「MYKE（マイク）」の商品も展示している。
サイト内のメーカー名をクリックして出展社のブースに入ると、各社の主力商品や技術などの情報を閲覧できる。商品紹介動画の視聴や資料のダウンロードも可能で、「商談申込フォーム」に入力して送信すると、希望のメーカーから連絡が届く。
サイトは誰でも閲覧できるが、メーカーとの取引きは道内工務店に限定されている。
出展メーカーの特設サイトの制作には、同社イベント事業部「アンカー」が対応。コンベンション運営のプロの立場で企画立案した。
出展社は「アンカーウェブスタジオ」を利用することもできる。スタジオは札幌市中央区の自社ビルの部屋を改装して開設。安定した通信環境や撮影機材などを備えており、採用活動や企業説明会をWebで配信したいもののノウハウがない企業などを対象に、専属スタッフが製作をフォローする。
展示会の担当者は「IT発信への取組みを知ってもらうこともオンライン展示会の役割」と話している。
