2019年ジェルコリフォームコンテスト

道内2社が全国部門別最優秀賞

日本住宅リフォーム産業協会が主催する2019年ジェルコリフォームコンテストの「外回り部門」でアルティザン建築工房(札幌市)の「思い切りの減築で実現した光あふれるセンターコート」、「マンション部門」で土屋ホームトピア(札幌市)の「介護における距離感と快適性の追求」が全国部門別最優秀賞にそれぞれ選ばれた。

アルティザン建築工房のリフォームは、「子どもたちの笑顔が中心の住まいがほしい」とのユーザーの声に応え、交通量の多い道路に面した約40坪の住宅で、大規模な減築を実施。減築部分は既存の基礎を利用し、ウッドデッキを敷き込み、大きなセンターコートを設けた。

冬の雪遊び、夏の水遊びができる安心・安全な小さな公園が家の中心にあり、子どもの笑い声が絶えない住まいとなったことが評価された。

土屋ホームトピアは娘が要介護度5の母親と同居するため、購入していた中古マンションで、車いす移動と室内温度のバリフリー化を実施。古いマンションの使い勝手の悪さと設備制限を克服し、母親が快適に暮らせるよう、低い間仕切り壁の1室にして、母親を見守りやすい構造とした。

エアコン1台で全域を快適な空間とし、介護ヘルパーなど出入りする人も、便利で気持ち良く過ごしてもらえる環境とした。